トド

通名:キクミ トド

千島列島南30キロ沖で生まれる。
2歳の時に置き網漁に捕まり引き上げられる。
その後伊勢志摩水族館で公開。公開当初は大人気だったものの・・・
・「お客さんの前に1日5分しか出てこない」
・「食べてばかりで芸も出来ない置物」
・「デブ」
・「トドのできそこない。」
・「デブの皆さんご安心を!トドの方が役立たず」
と非難が殺到。関係者で協議の結果、動物学会に実験用のモルモットと同等の扱いで引き取ってもらうという密約を合意。

当時、動物学会では人間以外に日本語をしゃべれる動物を作り出せないかと研究していた。
ある一人の学者が「トドがいいのでは」と発言したことで合意したとうわさされる。
実際、引き取った後毎日10時間日本語の勉強をさせていたと言われる。

さらに二足歩行ができるよう尾びれを改造。そうして人間+トドと言う気持ち悪い動物が誕生してしまうことになる。
実は、当初は日本語が理解できるデブトド「ぶーちゃん」として売り出そうとしていた。
しかし世間の眼は冷たかった・・・
・「理解できるトドなんて意味があるのか?」
・「何のために生かしたのだ?トドを食べれる研究を」
・「ぶーちゃんって…トドにつける名前じゃないね」
・「芸の一つも覚えられない無能なトド」
とさらに罵声を浴びせられる始末。
日本語が理解できるため、皮肉れてしまう性格になってしまった原因でもある。

また多摩川の「タマちゃん」がブレイクすると琵琶湖の「ビワちゃん」としてPRしようと躍起になった。
しかし「パクり丸出し」「タマちゃんはかわいいけどトドは暑苦しいだけ」「見てて気の毒に思う」「トドに生まれなくて良かった」と言う言葉を沿道から浴びせられてもPRを続けた。
しかし、琵琶湖にションベンをしている写真がTwitterに出てしまい暴動が起き姿を消してしまう。

数年後完全に人間と化したトドは中学校でテニスに挑戦。
体重280キロの巨漢を必死に動かすものの人間生活に中々適応できない事もあり頻繁に休憩する。そういった姿を顧問に見つかり怒られることもしばしばあった。
高校に入ってからもテニスを続けたが適応ができない状況が続く。その為運動は5分置きに1度休憩を入れなければいけなかった。

その光景を一部始終見ていたキチガイさんは語る。
「彼は確かに休憩を必要としていましたが、雨の日の手の抜き方は尋常じゃなかったですよ。公園と体育館の周りが大体300mくらいあるのかな?その周りを5周するんですけど彼は3周しかしなかったんです。100m走ると後の200mウォーキングですよ。さらに筋トレが腕立て、腹筋、背筋、スクワットをやるんですけどトドだから腹筋ができない。そのたびに僕に怒られてね(笑)その変わり部室で大富豪をやると元気になるんですww」

またあるエピソードを語ってくれた。
「一日中練習の日に昼過ぎだったかな?突然雪が降ってきたんですよ。ゲリラ豪雨みたいにドバーっと雪が降ってね。その日の練習は中止になったんです。で部長と金魚のフンみたいな副部長は帰って残ってたのは僕とトドと数名の後輩だったんですけど「着替える前に全員一発芸して笑わせたら中に入って着替えていいよ」と僕が言ってね。芸も寒いけど気温も寒い中寒い中、みんな一発芸するんだけど中々面白くない。20~30分くらいして誰かが「あれ?トド先輩は?」となってね。探したんですよ。その時のこと今でも鮮明に覚えてますけど巨体を小さく丸めて蹲っててねw寒過ぎて若干手足が凍傷してたんですよwしかし、そんなことで芸を免除する私ではないwその状態でやった寸劇が「マッチ売りのトド」だったんですけどwあれは今まで見た中で最高の寸劇でしたねwww」
と高笑いしながら語ってくれたが半分イジメを受けていたようである。

現在は、人間のフリをして生活しようともがいているがやはり言葉の語尾に「ブッ」とついてしまうらしい。
「忙しいブッ」
「休憩してもいいブっ?」という具合だ。

普段は道頓堀に生息している。また一度コジキと揉めたことがある。
その時の内容はどちらが道頓堀の下水道を占拠するかで揉めたらしく、結果は引き分けだったそうだ。

コメント
  1. こじき より:

    ・「デブ」
    どストレートやなwww

    体重280キロもないやろwwwww

    あと、道頓堀の下水道はわしのもんや!!(笑)